大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。

 

最近、リースバックのご相談を多くいただきます。

 

リースバックは、不動産売却後に買主と賃貸契約を結ぶことでご自宅に住み続ける事ができる仕組みで、住宅ローンの残債が売却金額を上回る場合には任意売却とリースバックと組み合わせて行う事が可能です。

 

任意売却は、ローンが残っている不動産を債権者の許可を得て売却する方法です。ローンを滞納したまま放置していると、ご自宅が競売にかけられ、最終的には強制的に家を失う事になります。競売を避ける為には任意売却という方法があります。任意売却だけだとご自宅を手放すことになりますが、リースバックを組み合わせる事で、売却後も住み続ける事が可能になります。

 

リースバックのデメリットは、買い取り価格が市場価格よりも安くなってしまう事です。市場価格の6割から8割なのが一般的です。これは買手である業者や投資家の利回りの事を考えなくてはならないからです。リースバックを行う事で固定資産税や管理費などの支払いは不動産を買い取った投資家が負担することになります。そういった部分も考慮しながら買取価格は決定されます。

 

また、リースバックを行うとご自宅の所有権を失うことになります。

リースバックでは賃貸契約を結ぶことになるので毎月の家賃が発生します。

 

家賃に関してですが、せっかくリースバックで解決できたとしても、毎月の家賃を払い続ける事が出来なければ住み続ける事ができません。当協会では相談者様の現在の生活状況とご希望をお聞きした上で、無理のない家賃設定で貸主となる買主様を探します。また、リースバック後はご自宅の固定資産税の支払い義務がなくなり、経済的な負担も軽減されます。なんといっても、住み慣れた家に住み続ける事ができるという事が、リースバックの最大のメリットではないでしょうか。

 

近畿任意売却支援協会ではご相談者様の『住み続けたい』というご希望も精一杯サポートしてまいります。