大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の山本です。

 

今日は大阪市内で任意売却にて解決された鈴木さん（仮名）についてお話をしたいと思います。

 

鈴木さんは大学卒業後会社員として勤めた会社を1度も変えずに20年間働いてきました。

奥さんとお子さん2人と4人家族で幸せな日々を過ごしていました。

 

そんな生活を送っていたある日、新型コロナウィルスの報道を目にしました。

当初はそこまで気にもしていなかったのですが、経済状況の悪化とともに鈴木さんの会社にも新型コロナウィルスの影響が出始めました。

 

そして、

遂には売り上げの改善が見込めないことから会社が社員の整理を行うと発表したのです。退職金などの措置はありましたが中高年になってからの転職活動は厳しくなると思い早期退職などは考えていませんでした。

部下や同僚が早期退職を選択しても会社の状況は改善せずどんどん悪化してくことになりました。

 

そんな状況が続いて1年ぐらいたったころには事態は急変しました。

勤めていた会社が破綻し働く場所を失ってしまったのです。

 

転職活動を行うも前職のような年収をもらえる会社は少なく必然的に年収が下がってしまうことに。

生活を維持していくために生活に必要な支払いを優先すると住宅ローンの返済が少しずつ遅れていきました。

住宅ローンの支払いが遅れて4回～5回ほどになると支払いの督促から法的手続きの催告書に変わります。

この状況になってしまうと厳しい内容の記載をした書面が自宅に届くようになります。

さらにこの通知をそのままにしておくと自宅は競売となってしまいます。

 

鈴木さんは早い段階でのご相談だったため自宅を競売にすることなく任意売却の手続きを行うことができました。

任意売却の手続きは時間がかかりご相談をいただくかたの希望をかなえようと思うとさらに時間を要することとなります。

そのため、任意売却を利用して解決をしようと思えば早い段階でご相談することが解決に向けた第一歩となります。

 

大阪で不動産や住宅ローンの支払いに困ったら一般社団法人近畿任意売却支援協会まで。