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任意売却「オーバーローン」とは

一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。

 

任意売却とは、銀行などの金融機関と交渉を行い、住宅ローンが残っている不動産を売却する方法です。

 

任意売却をはじめ、不動産の売却を考えた時に「オーバーローン」という言葉をよく目にすると思います。不動産の売却時のオーバーローンは、不動産の売却価格だけではローンを完済できない状態の事をいいます。売却時にオーバーローンの場合、金融機関は原則的に売却を許してくれません。売却後に残る差額分を自己資金で支払う事ができなければ、一般の方法で売却することができません。

 

しかし、任意売却という制度を利用すれば、オーバーローンの状態でも不動産の売却を行うことが可能です。任意売却はオーバーローンの状態の不動産を、債権者の同意をえて売却します。残った債務(借金)は無理のない金額で少しずつ返していく事になります。

 

なぜこのような事が可能なのでしょうか。

住宅ローンの返済が行われず競売になってしまった場合、落札価格が一般市場よりも低くなってしまう事がほとんどです。債権者は時間と回収できる金額を考え、できれば競売を回避したいと考えている場合が多いです。ですので、市場価格に近い価格で売却可能な任意売却での販売に基本的には応じてもらうことが出来ます。

 

近畿任意売却では、過去の任意売却の実績から、金融機関や債権者からの「任意売却の紹介実績」があります。また、大阪府かの市役所や区役所など21市区町村の支援担当の方より、生活保護受給に伴う資産の売却(任意売却)の依頼もいただくこともあります。

 

ちなみに、このオーバーローンという言葉には、購入時にも売却時とは異なった意味で使われています。購入時のオーバーローンは、不動産の購入価格以上の金額の住宅ローンを借り入れる事をいいます。不動産価格に仲介手数料などの諸費用分を含めた金額を借り入れた場合はオーバーローンの状態ということになります。(ちなみにフルローンとは頭金などをいれずに不動産価格全額を借り入れたローンの事をいいます。)

 

任意売却について、分からない用語や意味について丁寧に説明いたします。些細な質問もお気軽にお問い合わせください。

 

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