大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

 

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

競売では市場価格の約7割程度で落札されてしまいます。

全ての物件が7割というわけではありませんが、市場相場を下回ってしまうことはほぼ間違いありません。

 

 

なぜ市場相場を下回ってしまうのか、ですが、競売ではほとんどの物件は不動産業者が入札します。

不動産業者が入札をするということは、その不動産で商売を行い、利益を上げること目的としています。

リフォーム後の市場価格が2580万円で売却できる不動産が競売にかけられてしまったとします。

リフォーム費用が350万円、登記費用30万円、不動産取得税30万円、銀行への借入金利50万円、そこに各社違いはありますが、仮に利益を1割の250万円とみると、入札価格は

【1870万円】となります。

単純な計算ですが、大幅に下回ってしまうことがわかりますよね。

 

 

市場相場の7割ほどで取得できるのであれば、一般の方も参加すれば良いと思う方もいらっしゃいますが、一般の方が参加するには大きな壁があります。

 

 

それは落札できれば落札価格を一括納付しないといけないということです。

住宅ローンも利用できるようになりましたが、落札できるかどうかも不透明、そして落札のタイミングは決まっているため住宅ローンの利用はかなりハードルが高いということになります。

 

 

最近では低価格帯の不動産に対しては一般の方の参加も増えています。

一般の方と言っても結局不動産を安く仕入れ、収益物件として利用する方がほとんどなので結局の所市場相場は下回ってしまいます。

 

 

債務を多く返済したい、住み続けたいなどの場合は競売ではなく、任意売却でしか実現することはできません。

競売にかけられてしまったと諦めてしまう方も多くいらっしゃいますが、まだ充分間に合います。

競売と任意売却では解決後の生活に対しても大きな差が生まれてしまいます。

諦めてしまう前に一度近畿任意売却支援協会に相談してください。

最善の解決をご提案致します。