2025/11/17 BLOG 離婚と築浅マンションの任意売却 一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です 離婚に伴う住宅整理では、築浅ゆえの価格差、名義・保証関係、そして仕事との両立が大きな課題になります。 感情と手続きを分けて整理し、スムーズに進めるためのポイントを実務目線でまとめました。 目次 離婚協議前に確認しておきたい4つの項目名義と連帯保証の確認 残債と市場価格のギャップ把握 清算費用の把握(繰上げ・抹消・仲介など) 4. 居住継続の希望 販売から精算までの進行モデル 合意形成(まず“話をまとめる”段階) 販売活動(築浅の強みを最大化) 精算と再出発の設計 チェックリスト:抜けやすいポイント まとめ:感情の整理と手続の分離で前に進む 離婚協議前に確認しておきたい4つの項目 名義と連帯保証の確認 夫婦どちらが所有者か、もう一方が連帯保証人かを正確に確認します。 名義・保証の関係によって、債権者との交渉や契約書の作成方法が変わります。 残債と市場価格のギャップ把握 築浅物件は、ローン残高が相場より高いケースが多いです。 査定価格とローン残高を照らし合わせ、「任意売却」か「持分売却」かを検討します。 清算費用の把握(繰上げ・抹消・仲介など) 住宅ローンの繰上げ手数料・抵当権抹消費用・仲介手数料など、すべてを一覧にして整理。 後から「誰がどこまで払うか」で揉めないよう、協議書に明記しておくのが安全です。 4. 居住継続の希望 お子さまの学区や勤務先など、生活動線の事情を考慮。 「いつ退去するか」「どちらが住み続けるか」を早めに方向づけておきましょう。 販売から精算までの進行モデル 合意形成(まず“話をまとめる”段階) ・売却方針・価格調整幅・内覧可否などを協議書にまとめる ・売買代金の配分ルールを明文化 ・弁護士や司法書士の意見も参考に進めると安心 販売活動(築浅の強みを最大化) ・保証継承の可否、修繕履歴、設備延長保証などを明示 ・内覧日程を週末に集中させるなどの工夫をし、仕事・転職スケジュールと調整 ・より多くの室内写真を掲載し、築浅の魅力を最大限に引き出す 精算と再出発の設計 ・残債が残る場合は分割和解を交渉 ・引越費用・敷金・当面の生活費を確保 ・新生活の賃貸契約までワンストップでサポート チェックリスト:抜けやすいポイント □ 住宅ローンの名義・連帯保証の棚卸し □ 財産分与と売却代金の関係確認 □ 管理費・修繕積立金の負担割合 □ 駐車場・駐輪場契約の引継ぎ可否 □ 引渡し条件(残置物・原状回復) まとめ:感情の整理と手続の分離で前に進む 離婚に伴う住宅整理では、感情的なやり取りを最小限にするために、 「決める順番」を先に整理しておくことが重要です。 ・専門的な知識を持つ第三者をいれて具体的な話し合いをする ・決定事項はすぐ文書化 ・同時に“次の生活”も設計する(当協会ならワンストップでサポート!) 平日夜・土日もご相談可能です。 弁護士・税理士と連携したサポートもお任せください!
一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です
離婚に伴う住宅整理では、築浅ゆえの価格差、名義・保証関係、そして仕事との両立が大きな課題になります。
感情と手続きを分けて整理し、スムーズに進めるためのポイントを実務目線でまとめました。
目次
離婚協議前に確認しておきたい4つの項目
名義と連帯保証の確認
夫婦どちらが所有者か、もう一方が連帯保証人かを正確に確認します。
名義・保証の関係によって、債権者との交渉や契約書の作成方法が変わります。
残債と市場価格のギャップ把握
築浅物件は、ローン残高が相場より高いケースが多いです。
査定価格とローン残高を照らし合わせ、「任意売却」か「持分売却」かを検討します。
清算費用の把握(繰上げ・抹消・仲介など)
住宅ローンの繰上げ手数料・抵当権抹消費用・仲介手数料など、すべてを一覧にして整理。
後から「誰がどこまで払うか」で揉めないよう、協議書に明記しておくのが安全です。
4. 居住継続の希望
お子さまの学区や勤務先など、生活動線の事情を考慮。
「いつ退去するか」「どちらが住み続けるか」を早めに方向づけておきましょう。
販売から精算までの進行モデル
合意形成(まず“話をまとめる”段階)
・売却方針・価格調整幅・内覧可否などを協議書にまとめる
・売買代金の配分ルールを明文化
・弁護士や司法書士の意見も参考に進めると安心
販売活動(築浅の強みを最大化)
・保証継承の可否、修繕履歴、設備延長保証などを明示
・内覧日程を週末に集中させるなどの工夫をし、仕事・転職スケジュールと調整
・より多くの室内写真を掲載し、築浅の魅力を最大限に引き出す
精算と再出発の設計
・残債が残る場合は分割和解を交渉
・引越費用・敷金・当面の生活費を確保
・新生活の賃貸契約までワンストップでサポート
チェックリスト:抜けやすいポイント
□ 住宅ローンの名義・連帯保証の棚卸し
□ 財産分与と売却代金の関係確認
□ 管理費・修繕積立金の負担割合
□ 駐車場・駐輪場契約の引継ぎ可否
□ 引渡し条件(残置物・原状回復)
まとめ:感情の整理と手続の分離で前に進む
離婚に伴う住宅整理では、感情的なやり取りを最小限にするために、
「決める順番」を先に整理しておくことが重要です。
・専門的な知識を持つ第三者をいれて具体的な話し合いをする
・決定事項はすぐ文書化
・同時に“次の生活”も設計する(当協会ならワンストップでサポート!)
平日夜・土日もご相談可能です。
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