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親族間売買(しんぞくかんばい)とは?注意点と成功のコツ

一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。

「親の家を買い取りたい」

「相続前に家を兄弟に売りたい」

そうしたケースで検討されるのが、「親族間売買(しんぞくかんばい)」です。

通常の不動産売買と似ているようで、実は思わぬ落とし穴や手続きの難しさがあるのが特徴です。

今回は、親族間売買のポイントや、失敗しないための注意点をわかりやすく解説します。


 

■ 親族間売買ってどういうもの?

 

親族間売買とは、家族・親戚同士で不動産を売買することです。

たとえば:

  • ・親から子へ住宅を売る
  • ・兄弟の1人が実家を買い取る
  • ・親戚に土地を売る

通常の売買と同じく「売買契約」や「登記」が必要で、価格・手続き・税金についてもしっかり準備しなければなりません。

 

 

■ 一番の注意点:「価格」と「ローン審査」

親族間売買で最も多いのが、「価格を自由に決めすぎてしまう」ことによるトラブルです。

 

たとえば…

✅ 相場よりも大幅に安く売ってしまう

✅ お金のやりとりを省略して名義だけ変える

 

これらは税務署から「贈与」と判断されて課税されることがあります

 

また、住宅ローンを使う場合、銀行は「本当に売買が成立しているか」「適正価格か」を非常に厳しく審査します。

親族間売買では、通常のローン審査よりも通りにくくなる傾向があります。

 

 

■ こんなケースでは特に注意!

  • ・相続対策として子に売る → 評価額との乖離に注意
  • ・兄弟で実家を引き継ぐ話がある → 他の兄弟とトラブルにならないよう協議書が必要
  • ・ローンが残っている家を売る → 銀行の同意が必要、名義の移動だけではダメ!

 

■ 親族間売買を成功させるコツ

  1. ✅事前に不動産の評価額を確認(プロによる査定がおすすめ)
  2. ✅売買契約書をしっかり作る(口約束NG)
  3. ✅住宅ローンの相談は早めに(親族間対応OKの金融機関を知っておく)
  4. ✅税金の影響も確認(税理士と連携すると安心)

 

■ 当社ではワンストップ対応が可能です

当社では、親族間売買に特化したサポートも行っています。

  • ・不動産査定
  • ・売買契約の手続き
  • ・住宅ローンの金融機関紹介

 • 登記や贈与の税務サポートも専門家と連携

 

親族間売買でお困りの方もお気軽にご相談ください!

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