2026/01/13 BLOG 任意売却でリースバックが成立しなかった事例 一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。 住宅ローンの返済が難しくなり、「家は売らないといけないが、できれば住み続けたい」と考え、 任意売却とリースバックを同時に検討される方は少なくありません。 しかし、すべてのケースでリースバックが成立するわけではありません。 今回は、任意売却は成立したものの、リースバックが実現しなかった事例をご紹介します。 目次 ご相談時の状況任意売却自体は成立したが…リースバックが成立しなかった理由結果として選んだ選択肢リースバックに過度な期待をしないことが大切まとめ ご相談時の状況 ご相談者様は、住宅ローンの返済が数か月遅れ始めており、 金融機関からの連絡も増えている状況でした。 家族の事情から「引越しはできるだけ避けたい」という強いご希望があり、 任意売却後のリースバックを第一希望として相談に来られました。 収入はあるものの、ローン返済と生活費で家計には余裕がなく、将来的な不安も抱えておられました。 任意売却自体は成立したが… 金融機関との調整の結果、任意売却については承諾を得ることができ、売却活動を進めることになりました。 幸いにも購入希望者は見つかりましたが、その買主は 「投資として保有する予定はなく、早期に転売を考えている」という方でした。 そのため、リースバックとして賃貸契約を結ぶ意思はなく、 住み続けることは難しいという判断になりました。 リースバックが成立しなかった理由 今回リースバックが成立しなかった主な理由は、次の点です。 ・金融機関がリースバックを前提とした条件を認めなかった ・買主側に賃貸として保有する意向がなかった ・想定される家賃が収入に対して高く、現実的ではなかった 「任意売却=リースバックも可能」と誤解されがちですが、 実際には複数の条件が揃わなければ成立しません。 結果として選んだ選択肢 最終的にご相談者様は、任意売却を行い、売却後は賃貸住宅へ住み替える選択をされました。 引越しは避けられませんでしたが、住宅ローンの問題が整理され、 家計を立て直すきっかけになったとお話しされています。 「最初は住み続けることしか考えていなかったが、結果的には無理をしなくて良かった」 とのお言葉が印象的でした。 リースバックに過度な期待をしないことが大切 リースバックは魅力的な仕組みですが、すべての方にとって最適な方法とは限りません。 無理に住み続ける選択をすると、将来的に家賃負担が重くなり、 再び住まいを失うリスクもあります。 大切なのは、「今住み続けられるか」だけでなく、 「この先も無理なく生活できるか」という視点です。 まとめ 任意売却とリースバックは、それぞれ条件や目的が異なります。 今回のように、任意売却は成立しても、リースバックが実現しないケースは決して珍しくありません。 選択肢を一つに決めつけず、状況に応じて柔軟に考えることが、 結果的に生活再建への近道になることもあります。 マイホームに関するご相談は近畿任意売却支援協会にお話しください。
一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。
住宅ローンの返済が難しくなり、「家は売らないといけないが、できれば住み続けたい」と考え、
任意売却とリースバックを同時に検討される方は少なくありません。
しかし、すべてのケースでリースバックが成立するわけではありません。
今回は、任意売却は成立したものの、リースバックが実現しなかった事例をご紹介します。
目次
ご相談時の状況
ご相談者様は、住宅ローンの返済が数か月遅れ始めており、
金融機関からの連絡も増えている状況でした。
家族の事情から「引越しはできるだけ避けたい」という強いご希望があり、
任意売却後のリースバックを第一希望として相談に来られました。
収入はあるものの、ローン返済と生活費で家計には余裕がなく、将来的な不安も抱えておられました。
任意売却自体は成立したが…
金融機関との調整の結果、任意売却については承諾を得ることができ、売却活動を進めることになりました。
幸いにも購入希望者は見つかりましたが、その買主は
「投資として保有する予定はなく、早期に転売を考えている」という方でした。
そのため、リースバックとして賃貸契約を結ぶ意思はなく、
住み続けることは難しいという判断になりました。
リースバックが成立しなかった理由
今回リースバックが成立しなかった主な理由は、次の点です。
・金融機関がリースバックを前提とした条件を認めなかった
・買主側に賃貸として保有する意向がなかった
・想定される家賃が収入に対して高く、現実的ではなかった
「任意売却=リースバックも可能」と誤解されがちですが、
実際には複数の条件が揃わなければ成立しません。
結果として選んだ選択肢
最終的にご相談者様は、任意売却を行い、売却後は賃貸住宅へ住み替える選択をされました。
引越しは避けられませんでしたが、住宅ローンの問題が整理され、
家計を立て直すきっかけになったとお話しされています。
「最初は住み続けることしか考えていなかったが、結果的には無理をしなくて良かった」
とのお言葉が印象的でした。
リースバックに過度な期待をしないことが大切
リースバックは魅力的な仕組みですが、すべての方にとって最適な方法とは限りません。
無理に住み続ける選択をすると、将来的に家賃負担が重くなり、
再び住まいを失うリスクもあります。
大切なのは、「今住み続けられるか」だけでなく、
「この先も無理なく生活できるか」という視点です。
まとめ
任意売却とリースバックは、それぞれ条件や目的が異なります。
今回のように、任意売却は成立しても、リースバックが実現しないケースは決して珍しくありません。
選択肢を一つに決めつけず、状況に応じて柔軟に考えることが、
結果的に生活再建への近道になることもあります。
マイホームに関するご相談は近畿任意売却支援協会にお話しください。