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リースバックが出来なかった理由とその後の再出発

一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。

今回は京都での解決事例をお話したいと思います。

 

京都府長岡京市にお住みのAさんは、3年前にご夫婦でぺアローンを組み、新築戸建て住宅を購入。しかし、その後夫婦関係が悪化し離婚を前提に別居。Aさんがご自宅に住み続ける形となりましたが、住宅ローンの支払いが徐々に乱れ始め、次第には滞納が始まってしまいました。

 

Aさんはマイホームに住み続けたいと、任意売却+リースバック(売却後も家賃を支払ってそのまま住み続ける事ができる方法)をご希望していました。

近畿任意売却支援協会にご相談いただけたのは督促状が届き始め、金融機関から競売の予告があった頃でした。

 

 

 

 

 

 

しかし、現地調査と金融機関との交渉を重ねていく中で、いくつかの理由からリースバックは難しいと判断されてしまいました。

 

 

■リースバックが難しかった主な理由:

 

築浅の為ローン残債多く、売却価格と乖離が大きい

→リースバックの投資家が希望する価格と大きな差があり、採算が合わないと判断された

ペアローンの名義分割問題

→片方が住み続ける場合でももう一方のローン負担は残る為、金融機関が承認しなかった

離婚協議が未成立

→住宅の扱いについて明確な合意がなく、法的リスクがある状態

 

結果としてAさんご夫婦には任意売却による第三者への売却をご提案しました。協議の末、双方がご自宅を手放す事に同意され、販売活動をスタート。築浅で内装の状態も良好だったので、販売活動から1カ月で無事成約となりました。

 

売却後、Aさんはご実家の近くで新たに部屋を借りて、新生活をはじめられました。Aさんは「希望通りにはいかなかったけど無事新生活をスタートすることが出来ました。競売になる前に動いてよかったと思っています」というお言葉をいただきました。

 

 


 

リースバックは万納な解決策ではありません。

だからこそ、任意売却は早期相談がカギになります。

不動産の事でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

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