2025/06/14 BLOG リースバックが出来なかった理由とその後の再出発 一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。 今回は京都での解決事例をお話したいと思います。 京都府長岡京市にお住みのAさんは、3年前にご夫婦でぺアローンを組み、新築戸建て住宅を購入。しかし、その後夫婦関係が悪化し離婚を前提に別居。Aさんがご自宅に住み続ける形となりましたが、住宅ローンの支払いが徐々に乱れ始め、次第には滞納が始まってしまいました。 Aさんはマイホームに住み続けたいと、任意売却+リースバック(売却後も家賃を支払ってそのまま住み続ける事ができる方法)をご希望していました。 近畿任意売却支援協会にご相談いただけたのは督促状が届き始め、金融機関から競売の予告があった頃でした。 しかし、現地調査と金融機関との交渉を重ねていく中で、いくつかの理由からリースバックは難しいと判断されてしまいました。 ■リースバックが難しかった主な理由: ✅築浅の為ローン残債多く、売却価格と乖離が大きい →リースバックの投資家が希望する価格と大きな差があり、採算が合わないと判断された ✅ペアローンの名義分割問題 →片方が住み続ける場合でももう一方のローン負担は残る為、金融機関が承認しなかった ✅離婚協議が未成立 →住宅の扱いについて明確な合意がなく、法的リスクがある状態 結果としてAさんご夫婦には任意売却による第三者への売却をご提案しました。協議の末、双方がご自宅を手放す事に同意され、販売活動をスタート。築浅で内装の状態も良好だったので、販売活動から1カ月で無事成約となりました。 売却後、Aさんはご実家の近くで新たに部屋を借りて、新生活をはじめられました。Aさんは「希望通りにはいかなかったけど無事新生活をスタートすることが出来ました。競売になる前に動いてよかったと思っています」というお言葉をいただきました。 リースバックは万納な解決策ではありません。 だからこそ、任意売却は早期相談がカギになります。 不動産の事でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。
今回は京都での解決事例をお話したいと思います。
京都府長岡京市にお住みのAさんは、3年前にご夫婦でぺアローンを組み、新築戸建て住宅を購入。しかし、その後夫婦関係が悪化し離婚を前提に別居。Aさんがご自宅に住み続ける形となりましたが、住宅ローンの支払いが徐々に乱れ始め、次第には滞納が始まってしまいました。
Aさんはマイホームに住み続けたいと、任意売却+リースバック(売却後も家賃を支払ってそのまま住み続ける事ができる方法)をご希望していました。
近畿任意売却支援協会にご相談いただけたのは督促状が届き始め、金融機関から競売の予告があった頃でした。
しかし、現地調査と金融機関との交渉を重ねていく中で、いくつかの理由からリースバックは難しいと判断されてしまいました。
■リースバックが難しかった主な理由:
✅築浅の為ローン残債多く、売却価格と乖離が大きい
→リースバックの投資家が希望する価格と大きな差があり、採算が合わないと判断された
✅ペアローンの名義分割問題
→片方が住み続ける場合でももう一方のローン負担は残る為、金融機関が承認しなかった
✅離婚協議が未成立
→住宅の扱いについて明確な合意がなく、法的リスクがある状態
結果としてAさんご夫婦には任意売却による第三者への売却をご提案しました。協議の末、双方がご自宅を手放す事に同意され、販売活動をスタート。築浅で内装の状態も良好だったので、販売活動から1カ月で無事成約となりました。
売却後、Aさんはご実家の近くで新たに部屋を借りて、新生活をはじめられました。Aさんは「希望通りにはいかなかったけど無事新生活をスタートすることが出来ました。競売になる前に動いてよかったと思っています」というお言葉をいただきました。
リースバックは万納な解決策ではありません。
だからこそ、任意売却は早期相談がカギになります。
不動産の事でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。