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電気料金の値上げ

こんにちは。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の川野です。

今回は前回お話しした電気料金の仕組み、それに続きまして電気料金の値上がりの原因についてお話させて頂きます。

 

以前の投稿はこちらです。

電気料金の仕組み

 

 

私たちが普段何気なく支払っている電気料金は以前お話ししたように基本料金、電力量料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金という4つの項目にわけられています。

電気料金の支払いはクレジット払いや口座振替にしている方が多いため為、毎月の料金を確認する機会は少ないと思いますが現在の電気料金は総務省のデータによると2020年と比べ、およそ1.2倍程度に上がっているとの事です。

 

ではなぜそんなにも電気料金は値上がりしているのでしょうか?

原因として考えられることが

 

 

・燃料の供給力不足

二酸化炭素削減の影響で天然ガスの需要が増えてきている中、日本では東日本大震災の影響により天然ガスを供給していた原子力発電の稼働を止めてしまったことが原因で日本国内での電力の発電力が低下してしまったのです。

 

 

・再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ

再生可能エネルギー発電促進賦課金の制度は2012年に導入されてからこれまでずっと値上がりし続けています。この賦課金は定額ではなく電気を使えば使うほど多くなっていくので、家庭によって料金が変わります。2012年時点で1kwh=0.22 円だったものが2021年時点で1kwh=3.36円となっています。(私の家では先月で337kwh使用していました)

 

 

・天然ガスと石炭の価格高騰

二酸化炭素削減の影響で天然ガスエネルギーの需要が高まっているのですが、天然ガスエネルギーの輸出量1位はロシア(石炭は3位)となっています。ウクライナ情勢によりロシアからの燃料の供給が制限されており、現在世界的にエネルギー不足となっているのです。また日本は燃料の多くを輸入に頼っている為、円安の影響で仕入れコストが上がっていることも原因の一つとなっている。

 

以上の原因により以前と比べ電気料金が高くなっているようです。

 

毎月で考えるとそこまでの出費ではないかもしれませんが長い目で見ると家計が苦しくなってくるのではないでしょうか?

政府は電気料金値上がりの支援策として2023年度には電気料金を2割程度支援する政策を進めているようです。

 

また電気の自由化により現在では様々な電力会社が存在しています。

電力会社によって料金プランが異なるので電力会社の乗り換えを検討する普段の生活で節電を心掛けエアコン温度の調整や冷蔵庫の開け閉め等に気を使って、電気の節約を意識していくべきなのかもしれません。

私も家庭の負担を少しでも減らすために節電することを常日頃意識して生活していこうと考えています。

 

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