新着情報&ブログ

新着情報&ブログNEWS & BLOG

BLOG

任意売却を認めない金融機関があるってことをご存知ですか?

一般社団法人近畿任意売却支援協会の山本です。

 

任意売却を認めない銀行があることをご存知でしょうか?

任意売却とは金融機関との話し合いで「競売」を回避するためにとる不動産売却のひとつです。

 

任意売却を認めないと言ってしまっては大袈裟になるかも知れませんが、本来「任意売却」は認めなければいけないものではありません。金融機関の判断に任されている部分が多く金融機関が任意売却をしたくないと言えばどうすることもできません。

 

任意売却を認めない場合において銀行から提示されるのは

・売却時にローン残高の足らずを現金で補填してください。

・全額返済できない場合においては競売の手続きを行います。

 

このどちらの選択肢も取らずに済む方法として任意売却を希望される方が多いにも関わらずこのような提案をされることは珍しくありません。

遠回しに任意売却ではなく競売で解決をしようとしていると伝えられていると思っても過言ではありません。

 

金融機関としてはお金を返してもらえる権利(債権)を持っていながらお金を返してもらえない状況が続くことはよろしくありません。

そこで担保にしている不動産を売却することでお金をできるだけ多く返してもらおうと法的手続きをとるのです。

 

ただし、競売は決して多くお金を返してもらえるわけではありません。

金融機関の中には競売による不動産処分の方が任意売却をするよりも多くお金を回収できると考えていることがあります。

そのため、手続きがややこしい任意売却を行い返してもらえるお金が少ないとなれば裁判所主導で進める楽な競売で多くお金を回収できる方が良いと任意売却を認めないと言います。

 

次に競売についてのお話をしようと思います。

みなさんは競売で落札した人が全員そこに住むと思いますか?

答えはNOです。

 

競売で落札した人はその家をリフォームし第三者へ売却する方がほとんどです。

落札して売却するまでにはそれなりの費用がかかってしまいます。

競売では基本的に市場価格より安くなってしまいます、それは市場価格で売却するうえにリフォームなどの諸費用もかかるためどうしても購入費用を抑えないといけないからです。

 

競売とは違い任意売却は金融機関が金額を決めます。

そこにはお金を多く返してもらいたいという金融機関からの考えがあるため金額をわざと低くすることはありません。

 

以上の事から任意売却は競売や通常売却よりも低く売却するということは事実上不可能ということがわかります。

 

住宅ローンや任意売却のことでお悩みなら近畿任意売却支援協会へお越しください。

お問い合わせCONTACT

  • メールフォームから
    お問い合わせ

  • LINEから気軽に
    お問い合わせ

案内の女性