新着情報&ブログ

新着情報&ブログNEWS & BLOG

NEWS

リースバックの家賃が高い!ただそれは仕方ないことかも知れません。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の山本です。

 

リースバックで住み続けたいのですが可能ですか?

このようなご相談が最近になって増えてきたように感じます。

 

リースバックを利用して住み続ける事はできます!

ただ、リースバックを利用した時の家賃が払えるのであればという風に回答することがよくあります。

 

みなさんはリースバックを利用して支払う家賃がどれくらいになるのかご存知ですか?

今日はリースバックの仕組みについて簡単にお話ができたらと思います。

 

リースバックとは第三者に不動産を売却して賃貸契約を結び住み続けることを言います。

 

では、この第三者はリースバックで購入する代金をどうすると思いますか?

正解はほとんどが金融機関にて借入をしてリースバックの購入代金に充てます。

 

住宅ローンはマイナス金利と言われているくらい低い金利となっています。

しかし、リースバックでのローンは事業用ローンとなり金利は高く2%~5%と住宅ローンでは考えられない金利となります。

次に住宅ローンは30年~35年の借入期間となっていることが多く事業用ローンは建物の耐用年数によって大きく変わります。

 

例えば、

木造、軽量鉄骨 約20年

鉄骨      約34年

SRC造    約47年

 

簡単にですが、

木造の自宅で購入してから15年経過しているお家をリースバックしようと第三者にお願いしても第三者は残耐用年数5年で銀行からお金を借りないといけない計算になります。

そうすると月の返済金額は購入金額に比例して大きくなります。

 

リースバックの購入者は毎月の返済額と固定資産税、マンションであれば管理費修繕積立金を支払わないといけなくなります。

そのため家賃が毎月の返済額を下回るものを購入することができないのです。

 

よくあるご質問でリースバックの家賃は高くなってしまうのですか?

というお話があります。

これは故意に高くしているのではなく、支払うものが多くどうしても高くなってしまっているだけなのです。

住宅ローンの金額よりもリースバックの金額が高くなっては意味がありません。

しかし、購入する側も毎月の家賃よりも支払い額が高くなっては意味がありません。

 

このことを覚えてもらうだけでリースバックに関する印象が少しは良くなるかもしれません。

お問い合わせCONTACT

  • メールフォームから
    お問い合わせ

  • LINEから気軽に
    お問い合わせ

案内の女性