大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

 

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

大阪府にお住まいの方から競売にかけられている自宅のチラシを配布されており困っていると相談がありました。

当然当協会では近隣にチラシを配布することはありません。

 

 

ご自宅が競売の申し立てをされると管轄の裁判所に配当要求終期の公告がなされます。

この公告を見て当協会や他業者もダイレクトメールをお送りしています。

当協会としては競売よりも任意売却で解決することによって様々なメリットを得ることができるのでみなさまにダイレクトメールだけはお送りさせていただいています。

悪質な業者は訪問をしたり、帰ってくるのを待ち伏せしている業者も実際に存在します。

 

 

話が少し逸れてしまいましたがこの配当要求終期の公告後、数か月で競売情報としてインターネットに競売にかかってしまったご自宅やお持ちの不動産が掲載されてしまいます。

そのサイトには会員登録なども必要なく誰でも閲覧できる情報です。

外観写真だけではなく室内写真や破損個所など事細かに掲載されています。

 

 

室内写真以外にも評価額も掲載されていて、その価格を元にチラシを配布している業者が存在します。

競売の最低落札価格なので周辺相場よりもかなり安い価格となっており、その価格で購入できることはまずないのですが、チラシを見た方は興味がそそられてしまうのもわかります。

そのチラシを近隣物件に写真付きで配布するのでプライバシーは全く守れない状態になってしまいます。

 

 

最近ではチラシを配布している業者も少なくなりましたがまだ実際に存在します。

私たちがその業者に配布しないように言うことができれば良いのですが実際にはその行為を止めることはできません。

競売情報としてインターネット上に公開される前に任意売却で解決していれば、サイトに掲載されることもありませんのでプライバシーを守るためにも競売ではなく任意売却での解決をお勧めします。