大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

 

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

以前ブログでもご紹介した淡路島の物件が無事にお取引を終えることができました。

今回のお取引では資産処分の物件の売却です。

抵当権も設定されていませんでしたので、任意売却ではなく通常の資産処分の不動産取引となりました。

 

 

今回の物件は居住用の不動産、つまり自宅などではなく収益アパートです。

抵当権などの借入は無く、差押などもされていなかったので債務関係の問題は全くありませんでしたが、建物自体、そして入居者との契約関係に関しての問題がありました。。。

 

 

売主様でもある全8室の収益アパートのオーナーさんは不動産業などに従事している訳ではなく一般の方で、今回の収益アパートの維持保全が全くされていませんでした。

雨漏りや2階共用部分の電灯がつかないこと、入居者様の室内設備の故障、消防点検未実施など建物の修繕にはかなり費用がかさんでしまいます。

 

 

そして私個人的に一番大変だったのが、全8室の入居者様の契約書が無いことでした。。。

賃貸契約書を紛失していることや、賃貸契約をせずに入居させている部屋もあり、そして全ての方の連絡先もわからないとのこと。。。

 

 

販売価格と購入していただく投資家は決まっていましたが、どうしても購入するにあたって賃貸契約は必要だと。。。確かに賃貸契約は必要です。。。

結局お手紙を入れ、返事が無い方については1日中物件の前で待つなどしてお取引の2日前に入居者全員と賃貸契約を結ぶことができました。（1人は退去するとのことだったのでオーナーさんの代わりに退去の立会いもしてきました。）

 

 

淡路島の不動産に触れやはり近年淡路島の不動産人気は高まっていると感じます。

ご自身が考えている以上の価格で不動産が売却できる可能性も大いにあります。

もし淡路島で利用していない不動産を所有している、売却したいが今回の相談のようにどこかに問題があり売却できない、などございましたら近畿任意売却支援協会にお任せください。

 

 

一日でも早く新型コロナウイルス感染症が終息し、気兼ねなく淡路島に旅行に行ける日が来ることを心より願っています。