大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の速水です。

 

今回は悪徳業者に騙されてしまったという被害相談のお話になります。

 

相談があった時には任売売却が終わり新しい住み先へ退去している状況でした。

 

相談内容は一般の方と言って紹介された人がその不動産会社のグループ会社だったというお話から始まりました。

当初はリースバックを希望しその不動産会社へ依頼をしました。

しかし、

数ケ月経ってもリースバックができずその会社から売却するしかないとの連絡が。

競売になるくらいならとリースバックを諦めて次の新しい住み先へ行くことを決意したそうです。

 

するとすぐにその会社から購入者を紹介されたそうです。

その人は普段から付き合いのある投資家で今回の件を話するとなんとか協力してくれるという風になったと説明があったそうです。

次にあった説明は退去費用を捻出するために安い金額で売却するしかないという話でした。

 

リースバックもできない、このままでは競売になってしまう。

それが頭にあったためその金額で売却することを認め金融機関へもその金額での売却を了承しました。

ここまでは任意売却をしていれば無い話ではありません。

この続きがひどい話だと私は感じました。

 

その会社は相談した会社の親族が経営する会社で赤の他人を名乗り不動産を安く買っては売却するという行為を繰り返していたのです。

相談者さんがそのことに気づけたのは、不審に思ったことでその会社を調べたことがきっかけだったそうです。

紹介時も付き合いのある投資家とだけ紹介され名刺も偽名だったそうです。

相談した会社と親族の会社がグルになって行っていたことが発覚しました。

 

任意売却の会社がすべて悪質とは言いません。

本当に相談に来られた方が希望を叶えることができるように取り組む会社もたくさんあります。

 

しかし、一部の会社のせいで私たちの業界は悪いイメージがつきがちです。

 

近畿任意売却支援協会ではそのような被害に合わない為にもセカンドオピニオンとして、現在の状況が適切なのかをアドバイスさせていただいています。

不動産のご相談は近畿任意売却支援協会までお越しください。