新着情報&ブログ

新着情報&ブログNEWS & BLOG

NEWS

【メリット・デメリット】ペアローンという住宅ローンについて。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。

 

近年、セクシャルマイノリティへの理解が深まり、婚姻と同等のパートナーシップであるということを認める制度「パートナーシップ制度」を導入する自治体が増えています。

この世間の流れを受けて、住宅ローンを組む際の配偶者の定義に同性のパートナーを含めるとした対応をはじめる金融機関も増えてきています。4月5日には京都信用金庫が、同性パートナーを配偶者に位置付ける対応をはじめたそうです。今まで男女の夫婦に限って行うことができていたペアローンや収入合算でしたが、一定の条件を満たせば同性のカップルも利用できるようになります。マイホームの購入を考える時、性別の壁を越え、家族、夫婦として金融商品の選択が広まるということはとても素晴らしいことだと思います。

 

ペアローンとは、夫婦(カップル)それぞれがローンを組み、お互いが相手の連帯保証人となります。単独でローンを組むよりも借入額を増やすことができるメリットがあり、ひとりで組むローンでは叶わないような高額な物件も、ペアローンを組むことによって購入が可能になります。また、夫婦(カップル)それぞれが住宅ローン控除の対象となります。住宅の所有権は共有名義となることが一般的で、売却する際は相手の同意が必要になります。

 

共働きの方に人気のペアローンですが、借入額が増やせるからと背伸びをして無理なローンを組んでしまうと、将来予期せぬ事情で収入が減ってしまい、どちらか支払いが出来ない状況になってしまうと、お互いがそれぞれローンを組んでいるため相手の支払い分をカバーすることが難しくなり、結果ローン破たんしてしまうといったリスクがあります。また、離婚やパートナーシップ解消した場合、ご自宅をめぐって揉める事がとても多いです。

 

夫婦(カップル)が協力してローンを互いで支払っていくペアローンにはメリットもあればデメリットもあります。借入額が大きくなってしまう分、支払いが困難になった場合の不安はとても大きく、精神的にもとてもつらい状況になると思います。

 

債務関係は身近な方には相談しにくいものですが、第三者になら話しやすく、悩みを話すことで気持ちも少しは楽になるはずです。住宅ローンでお悩みがありましたらどうぞ近畿任意売却にお話しください。

お問い合わせCONTACT

  • メールフォームから
    お問い合わせ

  • LINEから気軽に
    お問い合わせ

案内の女性