大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の谷口です。

 

今回は、会社の倒産から自宅を差押えられるケースをお話したいと思います。

 

会社の倒産と聞くと借金がたくさん残っていてその返済の為に自宅や車など価値があるものが差押えられるという風にイメージする方が多いのではないでしょうか。

 

実際、その通りと言っても過言ではありませんが、他にも税金の滞納による差押えも大きな問題となっています。

 

個人の税金といえば、固定資産税や市府民税、年金などになると思います。

ただし、これが個人から法人に変わると消費税などの法人税から社会保険料など項目が一気に増えてきます。

 

私が解決した方で税金などの役所に支払う金額が2000万円にまでなっていたことがありました。

金融機関からの借入を滞納しても不動産などの資産を差押えられます、同様に税金を滞納しても不動産などの資産や給与振り込み口座など個人資産の差押え対象となります。

さらに、税金の場合においては自己破産などの法的手続きをとったとしても免除されることはありません。

 

そして、延滞税も金融機関よりも高く気づけば本税（元々の税金額）を上回ることもよくあります。

 

会社で借り入れたお金と納付できなかった税金が合わさり、とてもじゃないがすべてを返す金額で売却をすることができないと諦めていた方もおられました。

 

上記のお悩みであれば任意売却を利用する事で解決することができます。

 

任意売却は債務を全額返さない金額（一般相場に基づいて）で金融機関と調整し売却を認めてもらう事をいいます。

税金に関しても全額納付するのではなく、一定の金額で差押えを解除してもらうように交渉し売却手続きを進めていきます。

 

ただし、そういった話し合いには多くの時間を要することになります。

個人とは違い、その内容も複雑で簡単に進めていけるものではありません。

会社だけでなく自宅まで失うことにならないためにも早い段階でのご相談をお待ちしております。

 

不動産や借り入れなどのローン、税金のことでお困りなら近畿任意売却支援協会までお越しください。