大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の谷口です。

 

大阪のご相談で任意売却業者の質の悪さに困っているというお話がありました。

 

電話の始まりは任意売却を専門としている会社が連日のように家を訪れることで、近隣住民に迷惑がかかり見知らぬ人だから何をされるかわからないなど不安で仕方ないというご相談でした。

 

ひどい場合だと、朝にきて、お昼にもきて、夜にもくる。（同一人物）

他にも帰ったのをどこかで待っていたのか、自宅に入った瞬間に玄関のチャイムが鳴るなどがあるそうです。

訪問をする会社が怖かったので依頼をするのは、訪問がない会社にしようと決めていたそうです。

 

しかし、

手紙を送ってきた任意売却会社へ連絡するとすぐに話をしにきたものの、依頼をするまで帰らないと6時間以上居座ったそうです。

さらには、会った後に依頼をするまで連日のように電話をしてくる会社もあり仕事中にも電話が止まらないといった状況になってしまいました。

 

家に居ても、外に出ても休まることはなく精神的に追い込まれてしまい近畿任意売却支援協会へご相談に来られました。

 

本当に相談をしている人の事を考えると、何が正しく、何がしてはいけないことなのかのアドバイスと知識の提供だけで良いと私たちは考えています。

それは最後にどのようにしたいかを決めるのは私たちのような立場の人間ではなく相談をしてくれている人自身だと思っているからです。

 

今自分はこの状況で何ができるのか、どういう選択肢を選ぶのが正しいのかをまずは知ることが大事です。

そして、何もわからないまま依頼することは一番危険なので絶対にやめてください。

 

私が以前相談を受けた方はすべての内容を聞いたうえで競売にするという選択をされた方もいます。その方に関しては金融機関の条件が自分にとってメリットのないものだったから任意売却をしなかったというものでした。

必ずしも競売という選択をしないことだけが正解ではないということがわかる相談でした。

 

自分の希望通りに解決できるか、出来ない場合でも何が選択できるかを知る、そしてその選択を叶えるために依頼をするという流れで問題はありませんが、期日が残り少ない場合は早い段階での決断が必要です。

 

任意売却を今後検討している、又は任意売却を依頼しているが不安で仕方ないなど、現在の状況からどのような選択ができるのかを知りたいというかたは一度ご相談ください。