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任意売却だけではなく多くの選択肢があります。

任意売却だけではなく多くの選択肢があります。

 

先日住宅ローンが払えなくなりそうだ、とご相談をいただきました。

約20年間滞納もなく住宅ローンを支払ってきたが、ご主人が倒れてしまい収入が無くなったことが原因です。

 

住宅ローンの残債は一般相場よりも1000万円程度低く、売却すればお手元に十分な現金が残る状態です。

 

しかし住宅ローンを支払えない状況が続くと、期限の利益の喪失、任意売却期間、競売の申し立てと粛々と手続きが進んでしまいます。

期限の利益の喪失をしてしまえば住宅ローン残債すべて14%程度の遅延損害金が加算されていき、競売の申し立てをされてしまうと90万円程度の申し立て金も増えてしまいます。

 

このように債務が増えて行ってしまうことを恐れ、早急に売却をしなければと思い、不動産業者などに買い叩かれてしまう。これが最悪のケースです。

 

 

相談をする業者が悪ければ売却を急かされる、周辺の相場を低く見積もられる、そして相談してすぐに買い叩かれてしまう。こうなれば普通に売却をすれば1000万円程度残るはずだったものが実際残ったのは200万円、300万円と激減してしまいます。

 

 

今回のケースでは、私がご相談者様に提案したのは逆に時間をかけてゆっくり高めで売却をしましょう、と提案をしています。

まずは住宅ローンの滞納をそのままにしてしまうと、期限の利益を喪失してしまうため、金融機関にリスケジュールを申し込みます。

利息部分のみの支払いとなるため、引越しをして家賃を支払うことと比べると、支出は大きく抑えられます。

そしてリスケ期間中は高く販売し売れれば得をする、くらいで考えておき。リスケ期間の終わりが見えてくると相場程度に価格を下げ、本格的に売却を開始する。

など販売方法にも工夫が必要になります。

 

リスケジュールを利用し、期限の利益の喪失を避けることによって販売期間を長く取れることができるので、ご相談者様にとって有利な状況で販売を続けることができます。

 

ご相談者様の状況によっては急がないといけないケースも多々ございます。

リスケをする方が良い方、そもそもリスケ自体できない方、期限の利益を喪失してしまっている方、すでに競売の申し立てをされている、など一人ひとりの状況が異なるため、ご自身に合った最善の選択をすることが大切です。

そしてその判断は自分自身で行うことは難しいことなので、ご相談する業者選びも重要になります。

近畿任意売却支援協会にご相談いただければ希望に沿った最善の提案をさせていただきますので、みなさまのお悩みは近畿任意売却支援協会にお任せください。

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